冬の色

憶えていますか 出会いの瞬間(とき)を
柔らかくあたたかく 包まれた夜を

あの頃のあなたの年と この季節で同じになり
二人の距離どれだけ近づいた 愛は深まり

冬の色に染まる街で
星は泣いてる 月は嘆いてる
Ah あなたは何色の夜空 見上げてますか

長い髪束ねるたび 視線さらえました
お返事途切れるたび 胸が疼きました

私は神様でないから 明日のことすら知れないけど
あなたへ今日を捧げる為なら 誰にも負けない

冬の色に染まる街で
夢を愁いてる 運命を恨んでる
Ah あなたは何色の夜明け 願ってますか

初めて連れられて来た 思い出の海へ 一人
握り締めた二人の写真 波飛沫よ 笑顔の続きを返してちょうだい
振り返っても あなたはいない
いくら叫んでも 決してあなた奪えない

冬の色は切ない色
雪に塗れて 凍ってしまえ

冬の色に染まる街で
夢を愁いてる 運命を恨んでる
Ah あなたは何色の夜明け 願ってますか
Ah あなたは何色の冬を 過ごしてますか
×