希望という名の最終列車

霧が流れる 街灯(あかり)がうるむ
プラットホームの 時計がにじむ
さよならは 言わないよ
夢を掴(つか)んで きっと帰って くるからね
辛くても 泣かないで
希望という名の 最終列車

待てばいつかは 来る春だけど
じっと待つより 掴んでみたい
男なら 前を見て
はじけたいのさ たった一度の 人生を
窓越しに みつめ合う
涙の向うに 明日(あした)があるさ

梅の花びら 故郷の空へ
飛ばすその日が かならず来るさ
指切りは しないけど
かたい約束 いつもどこでも 抱いてるよ
お別れの ベルが鳴る
希望という名の 最終列車
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