Again

いつもの街並 歩くとき
無意識に 癖になっている
さよならのあの日 人ごみへと
消えた背中を捜す

やさしい風を運んだ人よ
同じ空の下で
きっと知らない場所を歩いて
きっと知らない夢を見てるの

恋しくて ただ声が聞きたい
凍えそうな夜が来ても
春のように ぬくもりをくれた
今は遠い季節を 焦がれ続ける

矛盾だらけの日々 流されて
時々 本音も隠れそうで
さよならをあの日 受け止めたのは
嘘つきな心

悲しい風を運んだ人よ
もし偶然の中 すれ違っても
今も変わらず元気ですと
また嘘をつくよ

もう一度 あなたに会いたい
笑顔の空 涙の雨
波のように 揺れた恋心
今は遠い岸辺に たどり着けずに

新しい風を選んだ人よ
まだ残る夢でも
もし願いが叶わなくても
巡り逢えて 幸せだった

恋しくて ただ声が聞きたい
凍えそうな夜が来ても
春のように ぬくもりをくれた
今は どんな季節も

もう一度 あなたに会いたい
笑顔の空 涙の雨
波のように 揺れた恋心
今は遠い岸辺を 捜し続けて
×