あなたのいない夏

夏の陽差しが わたしを包む
つらくはないよ きっとあの海でも

長い坂道過ぎて 海沿いのカーブに
ふたりの好きな浜辺 風を切ってたね

最初にキスした時 震える指隠した
あの日のあなたは もういない

サヨナラの日は そう忘れられる
うつむく時間は とてもなさそう
季節はめぐり 夏の足音
つらくはないよ きっとあの海でも

いつか街であなたに 不意に出会う時は
いつもの顔で言うわ 「彼女にヨロシク!」

二人で暮らすなんて いつか話してたよね
あの日のあなたは もういない

すぐそばにほら まぶしい夏が
ためらう暇は とてもなさそう
サヨナラの日は そう忘れられる
うつむく時間は とてもなさそう
夏の陽差しが わたしを包む
つらくはないよ きっとあの海でも
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