孤独のハイエナ

粋なブーツが闊歩する 昼下がり
肩をぶつけて 眉をひそめる
画面の中に 幾十も繋ぎ止めた
友情という名の生命線

群がるハイエナ
彷徨うハイエナ

溜息で滲む 夢の跡

落し物の数は増えるばかり
気付かぬフリ また皺を刻む
無情な街角 足早に去る人達
届ける主は無く 忘れ行く

群がるハイエナ
彷徨うハイエナ
怯えるハイエナ
サバンナに陽は落ちる

ルルルララ…
溜息で滲む 夢の跡
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