きらいだよ

夜の終わりは 哀しくて
パープル色した 君の横顔
きれいにのびた 君の爪が
せつなく背中を 引き裂いて眠る

手をつなぎ 街を歩くたびに
安らぎに包まれる二人を感じて

ずっと離れない 想いが瞳に映る
愛してる 唇 そっとささやく
きらいだよ 涙ためたまま振る手に
これでもう ほんとうのさよならの気がして

ワイングラスをかさねた夜
愛情 憎しみ 背中合わせに
窓に散らばる この都会(まち)で
誰より見つめて くちづけかわす

走りだす 君を乗せたTaxiが
消えて行く闇のなか ただ立ちつくす

ずっと離れない 気持ちが心めぐるよ
今夜なら どこかへ消えてもいいと…
きらいだよ 涙ためたまま振る手に
これでもう ほんとうのさよならの気がして

ずっと離れない 想いが瞳に映る
愛してる 唇 そっとささやく
きらいだよ 涙ためたまま振る手に
これでもう ほんとうのさよならの気がして

離れない 気持ちが心めぐるよ
今夜なら どこかへ消えてもいいと…
きらいだよ 涙ためたまま振る手に
これでもう ほんとうのさよならの気がして
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