サンド キャッスル

ひとりで出かけた砂浜で
キャッスル作った午前中
もうすぐ満ちて来る潮に
崩れ去るのを待ってる
さよなら さよなら 長い恋

陽差しが翳った遊歩道
季節が戻ってまだ寒い
ナイロンのコートのすそが
そよ風に泣いているわ
ごめんね ごめんね つらい恋

世界で一番 幸せと信じてた
もういつだってゴールインねと
からかわれてた
砂のお城に住んでた
プリンセスとプリンスね
Somebody to kiss, Somebody to hug, Somebody to love

くるくる散ってたプラタナス
気取って歩いた うでをくみ
どこまでも続くみたいに
アーチが流れていった
さよなら さよなら 長い恋

いつか近くに寄せて来ていた波が
心の中の足あとさえも
さらってゆくの
誰もがうらやむような
二人になれなかったね
Somebody to kiss, Somebody to hug, Somebody to love

波のフレアー 白いレースの泡に
こわさ知らずなきらめく日々が
崩れてゆくわ
砂のお城に住んでた
プリンセスとプリンスね
Somebody to kiss, Somebody to hug, Somebody to love
誰もがうらやむような
二人になれなかったね
Somebody to kiss, Somebody to hug, Somebody to love
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