サレンダー

悲しくて悲しくて…涙も出ないほど悲しくて
窓のガラス 握り拳で割った
手のひらをつたう赤い血を見つめてただ震えてた
痛みだけが 生命の証しだった

SURRENDER 真夜中のメロディーが
乾いた胸に響きわたる
SURRENDER 過ぎ行く時のなかで
俺は何を求め彷徨うんだろう?

限りなくからっぽな心を埋める何かが欲しい
燃えるような ときめきに出逢えたら
きっと悲しみを越えて自分らしく笑えるはずさ
生まれてきたこと悔やんだりせずに

SURRENDER 声にならない叫び
くり返してばかりの夜に
SURRENDER 愛の香りに抱かれ
甘い夢を見ながら眠りたい

SURRENDER 真夜中のメロディーが
乾いた胸に響きわたる
SURRENDER 過ぎ行く時のなかで
俺は何を求め彷徨うんだろう?

春に目覚めた花も
優しくそよぐ風も
空に歌う小鳥も
きらめく月明かりも

この胸に吹き荒れる
孤独という嵐を
かき消せはしないだろう
かき消せはしないだろう…
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