一緒に暮らそう

夢の途中で 羊はつまずいて
うめき声あげていた
肩揺さぶられた

緑深くで 迷子になっていた
不安の金縛りを 左胸に吐く

置き去られた 童心を
出せるだけだしていいのだよと
なだめられた

いっしょにいようね
いっしょに暮らそう そして
出来ればいつの日か 手をつなぎ いこうネ

ツリーの下で なぜかうつむいてる
可愛いあの子はだれ?
―君によく似てる

リボンをかける 手はあコートの色を
映してなのか 朱く
少し震えてる

押し込めた シアワセを
叶えるために たまにムリして
泣いていいよ

ここまでこられた
2人の絶ゆまぬ愛は
つなぎ目をとじてる
知恵の輪みたいだネ

「いつまでこうして…」
先ばかり見なくていいよ
2人は隣り合うように
できてるのだから。
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