クリスマス・イヴは泣かないで

降り出した雪 いつしか
空まで白く染めて
にぎやかだった街さえ
沈黙に包む

クリスマス・イヴ
本当は楽しいはずの
クリスマス・イヴ
二人で最後の

いつか決めていた約束は
果たせないまま終わるけど
ずっと二人見送るように
いつまでも 雪はやまない

窓に映ったキャンドルは
一つ一つ消えゆき
果てしなく続く雪夜が
部屋を照らすでしょう

クリスマス・イヴ
泣きだしそうな時と
クリスマス・イヴ
静けさの中で

はじめに私が出てくから
声はかけないでお願い
捨てきれぬ思いを残して
旅立っていくの、ここから

はじめに私が笑うから
お願いあなたも笑って
捨てきれぬ思い 残して
旅立っていくの、明日へ

いつか決めていた約束は
果たせないまま終わるけど
次に幸せ見つけた時
永遠に忘れて、きっと
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