琥珀色の情景

木の葉が舞い落ちる 西陽のあたる部屋で
虚ろな時間のなか ゆり椅子にひとり
過ぎた日々は 想い出の中
めぐりあいは 時の悪戯
そんな恋だと我が心に 言い聞かせたはずなのに
ああ 新しい恋を 拾おうとする度に
忘れた「あの人」を いつも想い出す

ただひとりを 恋するゆえに
何もかもを捨てた 一途な日よ
「あの人」の愛の言葉 聞けないままだったね
ああ 新しい恋を 拾おうとする度に
忘れた「あの人」が いつもよみがえる
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