北風と太陽

頑張り方を
解らないまま
頑張っている
君が好きで

私も何も
解らないけど
ただ近くで見て
いたかった

きっと私には
他の誰よりも
君の存在が
大きくて

君自身を
見失ったのでしょう
今になって
悲しくなる

人はどうして
こんなふうに
後になるほど
思うのでしょう

いつか

もっと正直に
話せたならなあ

もっと素直に
笑えたならなあ

人はどうして
こんなにも
歯痒いほど
不器用でしょう

いつか

もっと正直に
話せたならなあ

もっと素直に
笑えたならなあ

目を潰して
しまうほどの
太陽と
僕はいたのかなあ
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