夢ひと夜

忘れられない あの人を
追えばみれんの ぐちになる
愛し合っても この世では
添えぬ女の 不幸せ
どこに明日の 灯がともる

窓をたたいて 吹く風が
遠い恋しい 声になる
噂聞くたび せつなくて
飲んで酔えない涙酒
せめて逢いたい しのび恋

おんな一人の 淋しさを
知っているのか あの人は
そうよあなたと 二人なら
耐えて行けます 浮世みち
女ごころの 夢一夜
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