さよならドミノ

お気に入りの水玉模様は 幼い頃みた夢のように
数えることをやめていました

忘れることに 慣れてしまって
慣れていくことばかりが 増えて
まるでドミノみたいに生きてる

さよならドミノ
ありがとう さようなら
誰の背中にも 憧れたりしないよ

水たまりの雲をすくって
あの日置いてきたのは何かを 思い出していました

決められた言葉を 並べて
当たり前の日々を 並べて

ドミノみたいな毎日の手を 離す

気が付けば
思いも冷たくなって
あなたを傷つけて
こんなはずじゃなかったのに

さよならドミノ
もうすぐ行かなくちゃ
この辺でいいよ
一人で歩けるよ

さよならドミノ
ありがとう さようなら
これが最初で 最後の さようなら
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