水色のひと

心のいたむ日 淋しい日
思い出すんだ 水色のひと
流れる夜霧が 東京の 東京の
ドリーム・ネオンを 濡らすよに
やさしくささやく あの声が

たよりになるのは 自分だけ
いつか教えた 水色のひと
名前もところも 知らないが 知らないが
いまでも生きてる あざやかに
勇気を出しなと あの声が

アカシヤ落葉を 踏みながら
思い出すんだ 水色のひと
イタリアン・カット なつかしい なつかしい
姿にひょっこり 逢えそうな
今夜もきこえる あの声が
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