白い狂気

どこで脱ぎ捨てたのだろう
もしかしたら ずっと 裸足だったのかもしれない
余計な知恵を詰め込んだ
小さな頭は 今やっと働いて
私の心は 今やっと生きてる

薊野をぬけて
むき出しの胸に 白い狂気を 温めて

白く白くどこまでも 深く深く愛してる
白く白くどこまでも 毎日こうして祈ってる

どこで道に迷ったのか
出会うまでに少し時間をかけすぎた気がする
ヒールも何も要らないの
小さな願いは 今やっと叶いそう
あなたの影は 今はまだ遠いけど

暖炉に火を入れて
あなたを飾る 銀色の釘 打ちつけて

骨も皮も剥ぎ取って 甘く甘く滴れば
骨も皮も剥ぎ取って 毎日見つめて接吻を

白く白くどこまでも 深く深く愛してる
白く白くどこまでも 毎日こうして祈ってる
×