名を持つ人へ

誰のものでもない 星空
宿す光は いつも 誰かの願い

誰のものでもない 君の心
宿す光は いつも 闇の瞳

キレイなモノばかりを追いかけて
あの頃 何を夢見てたのかな

彷徨い 悩み 途方に暮れた時には
目をとじて
一つの“名前” 刻まれた胸信じて
道なき歌を 歌おう
名を持つ人へ
君へ

誰のものでもない 水平線
波の鼓動は いつも 誰の叫び?

誰のものでもない 君の未来
胸の鼓動は いつも 君の叫び

時代を超えて 変わらぬ言葉に
一体 何を見つけてゆこうか

抱えた闇に つぶされそうな時には
ひと休み
涙におぼれ 笑えたなら それでいい
小さな歌を 贈るよ
名を持つ人へ
君へ

さぁ 進もう
何も持てぬこの手のままでも
ただ一生懸命に光れ 光れ 小さな迷い人
道なき歌を 始めよう
名を持つ人へ
君へ
×