noctiluca

碧い海の中を泳いでる 風になり 影になって
月明かりの下に写りだす シルエット ふたりだけ
目を閉じてあなたを感じる
微かな匂いが秘密めいた花の香りのよう

夢のような瞬間(とき)が 過ぎてゆく 愛おしく 美しく
唇が奏でる甘い余韻(おと) 囁いた 愛の言葉
しなやかに波打つあなたの
熱い腕の中こぼれる吐息(こえ) 宙(そら)に溢れてゆく

このまま時間を止めて 二人の海を彷徨い
寄せる波に心揺られ眠りたい
そして私はあなたの胸の鼓動にあわせて
夜に溶けてゆくの

麗しい夜に輝いた
2つのheartが空へ高く静かに羽ばたいた

このまま夢を見させて 流れる星を追いかけ
いつまでも 抱きしめていて いつまでも
そして私はあなたの 胸の鼓動に揺られて
夜を越えてゆくの
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