君をのせて

風に向かいながら 皮の靴をはいて
肩と肩をぶつけながら
遠い道を歩く

僕の地図はやぶれ くれる人もいない
だから僕ら 肩を抱いて
二人だけで歩く

君のこころ ふさぐ時には
粋な粋な歌をうたい
君をのせて 夜の海を
渡る舟になろう

人の言葉 夢のむなしさ
どうせどうせ 知った時には
君をのせて 夜の海を
渡る舟になろう

君をのせて 夜の海を
渡る舟になろう

君をのせて 夜の海を
渡る舟になろう
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