恋人たち

5階の小さな夢の国だった
長い長い長い長い坂にもうバイバイ
傷つくより幸せに気づく方が
痛い痛い痛い痛い痛い痛くなっている

ポストに貼った
さえのない僕の苗字も
春になれば思い出になっていくわ

僕らもっと大人になって
出逢っていたら違っていたかな?
そばにいるほどにそばにいなくなってた
僕らずっと子供みたいに
傷つけあってばかりいたから
なんて今更さ言ったってもう遅いよね

君が君であるから好きになって
ポプリの匂いが指に染み込んだ
変わらずいるために
どうして僕は
変わってと願ってしまうのかな

ありふれた恋模様も
これでもうさよならだね
平和な退屈たちよ
愛していたよ

手を繋いで いつも帰った
この道を歩くことも今日で
最後と気付いて泣きそうだ
戻れない
僕らきっとあまりにずっと
傷つけあってばかりいたから
なんて今更さ言ったってもういないのに
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