グラデーション

変わらない風景に
薄いティーカップを注いだ
懐かしいのね 変わらないよね
浮かばない風景に
君の涙を注いだ
光る海とか街の匂いを
想った 思った

変わりたい私たちは
不確かを追って旅した
懐かしいよね 変わりたいよね
浜辺に落とした砂時計が
誰かを呼んでる
そのまま真っ直ぐ歩いたら
私を気づいてくれるだろうか?

階段を登る
その途中で君と出会う
一歩一歩 日々を集める
橙色がね 海に映るのさ
愛が君を包みこんで光るから

あなたの無彩色に
薄いティーカップを注いだ
これでどうかな 君はどう思う
たまには思い出してね
そんなことを私は聴いたのさ

混ざり溶けていく
君と私の未来が
ずっとずっと
言葉を追いながら
時を越えてからね
また会いに行く
変わることを君はどうか
恐れないでね

海の底に月の裏面
空の向こうに地上の愛
最後の色を染めたら
一歩ずつ変えていく

階段を登る
その途中で君と出会う
そっと君を抱きしめるから
橙色がね 海に映るのさ
愛が君を包みこんで光るから

変わらない写真立てに
薄いティーカップを飾った
今を生きてまた会おうね
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