望郷わらべ唄

夕焼け子やけを 見あげれば
子供のこころに もどるのさ
風呂焚くけむりが のぼる頃
帰っておいでよ 日が暮れる
「ごはんだよ」
おふくろ呼んでた 野原みち

お盆にお祭り お正月
夢だけ帰るよ 山の駅
いつでも子守の 唄がわり
背中で聞いてた わらべ唄
「あの唄」
おふくろ電話で 聞きたいよ

夜業に炉ばたで 皮むいた
干し柿今年も とどいたよ
爺ちゃんに似ている 孫連れた
嫁さん見たいと 書いてある
「おふくろ」
おふくろ手紙を ありがとう

かえるが鳴くから かーえろ
この顔みやげに 帰ろかな
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