さよならばっか

もう少しだけ
あと少しだけ
近いようで何よりも遠い
2人の日々を奪い合ったね
足らない真ん中の悲しみ

生き延びるため
出会ったはずなのに
消えてしまいそうな今は何
忘れたいの?
全ての時間を
馬鹿みたいな声を出した

さよならばっか
ありきたりだった
思い出しちゃって泣いた
春になった傷跡はもう少しで
忘れられちゃって
形をなくして
消えてしまうんだろうな
涙がちょうど出てこない

掌に残った
ずっと新しい蒼
どんな季節も洗い流せないよ

形はぐわんと
崩れ始めた
それでも色はそこにあった
あなたはふらっと寄っただけだったんだろう
私はまだここにいるよ

会いたいなって
少し考えて
くだらないなって
ふっと息を吐いて
吸えなくなった私に気付いた
忘れないでって
言葉も出ないの
いなくなってしまった
あなたを追いかけもせず

さよならばっか
ありきたりだった
思い出しちゃって泣いた
春になった傷跡はもう少しで
忘れられちゃって
形をなくして
消えてしまうんだろうな
涙がちょうど出てこない

あなたを追いかけもせず

さよならだってさ
いつかは綺麗な思い出に
あなたの蒼はどこかで
私のことを忘れて咲いて咲いて咲いて咲いてる

涙の色は忘れない
あなたのこと忘れないよ
あとちょっとだけは泣かせてよ
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