灰化の芽

吐いた灰で染めて 乾くまで
只々正すための 連鎖
次と次の次を 継ぎ合わせた
がらんどうの実が落ちる

------嘘と嘘とが絡み合う 視線の先へ
続きのない螺旋がまた 錆びていく------

何も視えない夜に路(みち)を
消えない枷に蔦を 描き
誘いの毒に棲み 贖罪で煙に巻くように

裂いて咲いた傷が 標と呼べるまで
狂わせて 騙して

剥いだ灰を纏い 囁いた
未だ未だ斑な 苦しみに
賽の目が、吹いた芽が、
示すのは、明日の在処

------嘘と嘘とが混ざり合う 仮面の下で
素顔映らない鏡が 錆びていく------

誰も知らない夜の影を
果てない夢の底を 照らし
煩いの渦に棲み 災いの種を蒔くように

裂いて咲いた傷が 標と呼べるまで
惑わせて 枯らして

沈黙(しじま)を千切る labyrinth
捻れたままの checkmate
一縷の光を手繰る
鍵は夜明けに触れた

混ざらない 時の狭間で
捲れない 裏の裏まで

何も視えない夜に路(みち)を
消えない枷に蔦を 描き
誘いの毒に棲み 贖罪で煙に巻くように

裂いて咲いた傷が 兆しと変わるまで
狂わせて 騙して

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