青の足りない世界

この扉の向こう 重いドアノブの向こう
君のいる世界は遠くて
ぬるい雲とどこまでも逃げるように
いつまでこうしているんだろう

風がノックの音を響かせる
触れない空に潰される
やり直せないぞ 進めってうるさい
めくれた日付が急かしてく

青の足りない世界でボクは
青の足りない世界でボクは
青の足りない世界でボクは
ひとり ひとり夏を探している

知らない世界でボクは
愛を知らない世界でボクは
君を知らない世界じゃボクは
うまく息ができなかったんだよ

肌にまとわりつく空気も 照りつける熱も
眩しさに感じてしまう
いつからだろうボク以外は
鮮やかな未来を予報している

痩せた指で窓を探している
「やめろ」と胸が騒めくのに
カーテン越しの青色に
心 奪われずいられるはずもないのに

青の足りない世界でボクは
青の足りない世界でボクは
青の足りない世界でボクは
ひとり ひとり夏を探している

知らない世界で君が
ボクの知らない世界で君が
ボクのいらない世界で君が
すべて忘れてしまう気がして

今なら言えるかな 好きだって言えたかな
今なら言えるかな 好きだって言えたかな

あの日からボクは ピント外したまま
青の足りない世界でボクは
青の足りない世界でボクは
青の足りない世界でボクは
夏を待っていたのに

何も知らない世界でボクは
愛を知らない世界でボクは
君を知らない世界じゃボクは
うまく息ができなかったんだよ
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