忍ぶれど

嵯峨野で落ち合う約束
一人の旅だといつわり

別れを切り出す覚悟が
いけない娘にさせたの

忍んでます 人目さえも
熱い想い 抱いて

ああ うるる うるる 潤んだ時間では
あなた以外映りません

でも さらら さらら さらした肌までが
裏切る京都の秋

燃えたつ高雄の紅茶は
散りゆくまぎわの悲しみ

あなたが手折ったひとひら
泡立つ川面に巻かれる

うたかたです 愛はいつも
渡月橋で告げる

ああ くるる くるる 苦しい胸の内
水に浮かべ流しましょう

ほら きらら きらら きらめく恋の色
深まる 京都の秋

ああ うるる うるる 潤んだ時間では
あなた以外映りません
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