内緒のしょ

死神が夕暮れを飛べば枯れる鐘の音
果実が香る恍惚

煙がすり抜けてく 私の影みたいに
はにかむ素振りはいらない

貪るように惰眠 暇をつぶして生きている
素晴らしい景色 春よ永遠
――指折り数えているぞ カウントダウン
ただの一度も止めたことはないさ

湯水をみすみす見過ごすみたい
時間が流れてゆく
マジなまじない内緒のしょの字で
見逃してちょうだいな

――何もない何もない
お前の背後だ

紅が翳るのは血の色が褪せたせい
これでは囮にもならん

陣地を越えた獅子座 今夜はねじれたパズル
終わらないチェイス 抜きつ抜かれつ
――謎解き解けずに泣いているのかい
波よけよけれず濡れているのかな

歴史不思議な化石のまんまで
昼寝の時間が来る
踊る模る姑息な合いの手
淫らなどしたもの

素晴らしい景色 春よ永遠
――指折り数えているぞ カウントダウン
ただの一度も止めたことはないさ

ガイド見つけて最後のコーナー
インをついてみたいの
粋な色彩活かした死神
「そろそろ逝く時だ」
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