華やぐ波に揉まれ
歩く速度を緩めた
「ねぇこのままじゃ
間に合わないかもしれないよ?」

喉の奥の奥の方につまっていた
「大丈夫」が僕の中でジャンプした

もう僕の目すらも見ようとしない
君の本音を見落としたのはいつだ?
一体いつからだ?

僕らは透明な透明な
海に滲んでいる浮かんでいる
あの空を飛ぶ花火に今
何を願ったの?
透明な透明な澄んだ空を見てる
ねぇ僕らまだ間に合うかな
もう遅いのかな

「曖昧なくらいが丁度良いや」って
1.0にも満たないぼやけた
視界で君を見ていた
見ていたから

優柔不断なフリが上手くなっていく
核心に触れずそうやって
気付いたことに気付かれないように
息をしていた

分かってないのは
本当に僕なのか?

透明な透明な
海に滲んでいる浮かんでいる
あの空を飛ぶ花火は今
何を照らしたの?
透明な透明な澄んだ空を見てる
ねぇ僕らまだ間に合うかな

つまりはそうだ
未練がましくも
分かってたって
手放せないね
あと少しだけ
あと少しだけ
あと少しだけ
あと少しだけ

笑えるね

「そうだね、でもまだきっと大丈夫」
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