拝啓、十四歳だった少年へ。

鏡に映ったその少年は
世界が敵だと 汚れていった
ただ降り積もる 雪と自分を除いては
誰も居なかった

空に浮かぶ月が 君を嘲笑う気がした
目的も持たない日々の中
伸びた1つの影見つめて
終わらない毎日と
今を恨んだ

君が笑えない理由も君が許せない理由も
全ては君のせいだった
君を理解できるのは君自身と
灰暗い音の世界だけだった
音楽だけだと思った
あの頃の君には確かに音楽だけだった

色のない世界に 赤黒い光が灯った
君と世界を繋ぐ糸だった
伸びた1つの影はいつか
生き抜いてゆくための
羽を広げた

色のない世界に 赤黒い光が灯った
君と世界を繋ぐ糸だった
伸びた1つの影はいつか
生き抜いてゆくための
羽を広げた

今思えば君が生きている世界も悪くはなかった
高過ぎる壁も底の見えない谷も
なんとか乗り越えてきた
その証拠がこの歌だ
死に際にまた会おう
死に際にまた会おう
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