情景通り

情景通り 夕暮れ時にあなたの帰りを
ひたすらに待っている
僕好みじゃない世界を
僕好みに変えてしまおうと
独裁的な思考を企み五畳ワンルームの隅で
密かにエレキを握り出す

情景通り 夕暮れ時に
無邪気な少年が笑って駆けてゆく
その声に僕の失くした全てが
あるんじゃないかなんて
考え過ぎる馴染みの悪癖と共に
西の空に今日がゆっくり溶けてゆく

忘れ難き日々 恋の唄も

歩く情景通り
若者は獣の如く
剥き出しな欲を持ち
空腹を夢で埋められないかとねだる
昼夜連結地にて笑う

情景通り 夕暮れ時に
高円寺駅前で怠く息を吐く
行きつけのあの店の味は
もうとっくに飽きてはいるが
一見故に神経質故に味わう
緊張味と比べればよっぽど美味と説く

忘れ難き日々 愛の唄も

歩く情景通り
若者は獣の如く
剥き出しな欲を持ち
空腹を夢で埋められないかとねだる
予定通り不気味に笑う

歩く情景通り
若者は獣の如く
剥き出しな欲を持ち
空腹を夢で埋められないかとねだる
夢現連結地にて笑う

歩く情景通り
馬鹿者は獣の如く
剥き出しな欲を持ち
空腹を夢で埋められないかとねだる
予定通り不気味に笑う
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