海に来てしまった

水を買いに 出ただけなのに
何故か海に 来てしまった

声の名残 ひとり夕間暮れ
風の歌に 紛れてしまった

「やあ どうも また会ったね」
ああ、そばに いてくれたんだ

琥珀色の 波が揺れる
巡る日々を 共に行こう
君と泣いた 君と笑ってた
今も消えない 遠い昨日

寄せる波に 崩れかけても
砂の城は どこか誇らしげ

「さあ 何を するんだね」
ああ、そうだ 思い出したよ

珊瑚色の 雲の向こう
欲しいものは 空の向こう
強がることも 弱ぶることもないさ
続く日々へ行こう

真珠色の 街が灯る
明日も僕は どうせ僕だ
迷いながら 傷つきながら
されど願う 日々の向こう
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