東京の何処かで

暗い灯影を 踏みながら
遠い思い出 たどりゆく
夜空にこぼれる 星屑は
東京の何処かで 泣いている
可愛いあの娘の 涙やら

燃えて重ねた くちびるに
嘘はなかった 震えてた
夜風のささやき 聞きながら
二人で夢みた しあわせを
何んで見捨てて 行ったやら

探し疲れた この胸に
早く戻って 来ておくれ
夜更けて きらめく星空を
東京の何処かの 街角で
可愛いあの娘も 見てるやら
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