そして歌がはじまった

キンモクセイ
橙色の小さな花が香る
あんなにも
暑かった夏が遠ざかる

絵本を指でなぞれば
思い出す子守唄
鼓動は
やさしいリズムを刻む

大事なこと 素敵なこと
数えきれないくらい
教えてくれたのは
あのメロディー

小さな手に
歌のタネ ぎゅっと握りしめて
泣きながら生まれてきたよ
そして歌がはじまった

白い冬 赤い手袋
粉雪が溶けてゆく
クリスマスキャロルが
聞こえてた Woo~

空も町も友情さえも
変わってしまう世界
揺るぎない何かがほしかった

泣いてもいいよ
思い切り泣いてもいいよ
喜びと淋しさのぶん
きっと歌がはじまった

大事なこと 素敵なこと
数えきれないくらい
教えてくれたのは
あのメロディー

小さな手に
歌のタネ ぎゅっと握りしめて
泣きながら生まれてきたよ
そして歌がはじまった

泣いてもいいよ
あの笑顔取り戻すため
喜びと淋しさのぶん
きっと歌がはじまった
かけがえのない
この命のぶんだけ
そっと歌がはじまった
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