夏中夢カレンダー

帰り道の風が 少し冷たくなってきて
君が言ったあの コトバが今
仕舞われた風鈴の音のように静かに
消えて

雨の匂いが消えて 季節解けだして
織姫と彦星もまた逢えた
そんな関係って 素敵だって君が言って
見上げた空はとても高かったね
まだ何もない僕らのカレンダー
これからを さぁ書き込んで

行こう
風が透ける空、波音、砂浜、足跡置いて
水面に溶けこむ入道雲
泳いで疲れて
眠る君はまるで天使だね

祭色に染まる横顔眩しくて
揺れる浴衣の袖と笛の音
人混みの中で 2人逸れないように
君の手だけ 強く握って
書き足されてく僕らのカレンダー
気づけば隙間 なくなって

蝉の声少し遠くなって
記憶に変わってくね
でもこの日々を
まだ終わらせたくなくて
ずっと もっと 永遠に

あんなにも
高くにいた空落ちて 夏の幻になって
遠くに浮かんでいた 小さな華
来年はもう少し
コトバ届くところで
見れたらいいな

眠る君はまるで天使だね
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