ふたりの春

なにもいらない あなたが欲しい
いのち重ねて くださいね…
夜更けの街を 裸足で駆けて
旅立つわたしに 雨が降る
あなた強く強く 抱いてくれますか

夜が明ければ かけおちしたと
きっと噂に なるでしょう
あなたとふたり 暮らせるならば
いばらの道さえ 歩きます
あなた強く強く 抱いてくれますか

悪い女と 呼ばれていいの
耐えてゆきます この愛で…
貧しさなんて 泣いたりしない
心が変わる日 怖いだけ
あなた強く強く 抱いてくれますか
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