友よ泣け

あいつは突然 やって来て
何も言うなと 上がりこみ
日暮れの窓に 顔あてて
肩で辛さを 耐えていた

美しかったよ うしろ姿が
うらんでやったよ 別れたひとを
あの頃僕には 何ひとつ
悲しみさえも 起こらなかった

泣くだけ泣けよと つぶやいて
あとは黙って そばにいた
揺れてるあいつの 肩ごしに
沈む夕陽が しみて来た

美しかったよ 大粒なみだ
うらやましかった 泣けるあいつが
いろんなことが あるだろうけど
ずっとあいつの 友達でいたい
友よ泣け……
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