十七

机を前にして泣いていたころの
押してあげればそのまま
崩れ落ちてしまいそうな背中
僕の街に住む記憶 そうか
どれほど成長をして どれほど頑張ったのか
過ぎる時間の中で ふりかかる困難の中で
忘れてしまったんだろう自分さえ
自分でさえも

もう認めてあげたいの
もう許してあげたいの
泣いてばっかのあのころの僕も
忘れ去って突っ走るだけの僕も
認めてあげたいよ
許してあげたいよ
それもなにもかも全部
嫌ってしまうならば
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