Capretto

夜に向かって脳死で歩いて風が吹いた私の街
流行りに身を包む人を横目に
自分の歩調で造った理想郷
「さいごにしよう」そう思った
駅前の占い師のコピーペーストな商売が
ただ、物悲しい

春にふと耽る物思いのように
革命の夜はまだ遠く
サラサラと足を引っ張るは
五月蝿く光る正義

君と
修羅に落ちて陽なんて要らなかったんだ
後ろに陰を落とすだけさ
今になって下らなくて笑けてきたんだ
存外人生なんてこんなもんなんだ
僕の文學と如何しようも無い生き様が
肋の間を抜けて君の心臓を掴みたがっている
酷い雨に打たれた傷が沁みて
僕らは初めて痛みを知る

もう1回!!やり直しの人生
苦しさで君を踊らせたい
勝手な解釈で勝手に救われてくれよ
喰らってくれ!!誰も知らない冒険活劇
歪んだ欲も曝けて大行進
退廃的ダンス“で!!”再度息を吸う

離れてく。残した車輪の跡
響く鳴き声はおまじない
君は春。天秤にかけた小さな幸福(いのり)の種

僕は馬鹿になって歌を歌って虚しかったんだ
独りじゃなにも出来なかったから
今だから下らなくて笑えているんだ
本来、人権なんて勿体無いのに
それでも音楽は

死生だって因果だって廻る運命だ
目が合って痛みをぜんぶ思い出したんだ

君と
修羅に落ちて陽なんて要らなかったんだ
後ろに陰を落とすだけだから
今になって下らなくて笑けてきたんだ
存外人生なんてこんなもんなんだ
僕の文學と如何しようも無い生き様が
肋の間を抜けて君の心臓を掴みたがっている
酷い雨に打たれた傷が沁みて

僕らは初めて痛みを知る
×