水泳教室

きれいな流線を描く
からだのずっと昔の地層を読む

留守番電話から
つながりました
地獄の最寄りの駅のまえ

いけにえに もうするのね
膨らむ胸を 満たす太陽のフレーバー

おとなしくもなるだろう
口数だって 巣立って
下って いまはどこ

あ か さ た
なにも もう いれたくないわ

は ま や ら
わらえない こんな記録じゃ

泳いでいけるから そこにいてね
わたしいまさかなになれる気がする

素敵な気分だから見逃してよ
でしょう? ね 聞いて

台無しになるまで遠くを見る
舌に乗せたそれを転がしてる

不細工なからだを保存にかける
まで あと 100メートル

泳いでいけるから そこにいてね
わたしいまさかなになれる気がする

舌に乗せたそれを転がしてる
いこうよ 聞いて

どこか遠いとこから聞こえてくる。
だれかの声、夏の足音、とか。
これからいなくなる人のことを、
覚えていたいのです。
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