20才の頃

あの時あなたがくれた本
忘れていた 淡い恋
ページの隅の 指の跡にも
懐かしい青春が見える

難しい言葉の羅列にも
意地っ張りで 通したね
幼いけれど精一杯の
愛の表現

目の前にあるすべて あの頃は
新鮮だった 初めて知る現実
どれも眩しくて

世界中で起きている 出来事に
歴史が変わる 予感すると言ってたね
輝く瞳の あなたに憧れてた

流行りのJAZZに浸る仕草
見よう見まね おかしくて
タバコにむせた 苦い事件も
今は笑える

輝いた日々 今も切なくて
一途なまでに追いかけたね あなたを
夢が知りたくて

あの時暮らしていた あの彼女(ひと)も
元気でいるの? きっと困らせたよね
胸は痛むけど 悔いなどない青春

輝いた日々 今も切なくて
一途なまでに追いかけたね あなたを
夢が知りたくて

思い出に刻まれた 初恋に
流した涙 そのぬくもり今でも
胸によみがえる 愛しい20才の頃
×