藁の犬

見えなくなる為に光る 深海の穴
此処に居ない事を証せとは大柄な
全てを覆い飲み込むかは まだ知らないが
気持ちは晴れ でも時々雨 風 曇り

手の鳴る方へ 覚悟も無く呼ぶ声

そら見たか 皆溺れろ
姿を見られたなら殺すぜ

花は散り 人々はただ
架空の鳥の羽根を 空に掲げる

唸る空の雲の向こうに 蜷局巻く蛇
それでもまだ怯えもせず ただ群ればかり
全てを覆い飲み込むかは まだ知らないが
気持ちは晴れ でも時々雨 風 曇り

疑う声 恐る声 etc…
唸る方へ 覚悟も無く呼ぶ声

空見上げては怯えろ 足元には双子の影と手

花は散り 人々はまだ
架空の鳥の羽根を 空に掲げて踊る
夜になり 眠れぬ森で
架空の鳥は羽根を 空に広げる
×