隣人林

子連れの狙う目を 私はまだ知らない
林から睨まれていたのも 知らない
子連れ伸びた爪は 私にまだ見えない
優しさ真似た笑顔に 頬を打たれて踊れ

代わる代わる見張る声が眠り歌歌う、凍る夢
燃える家具に笑う顔は見覚えもない、箱の幽霊

子連れは落とし雨 首元には冷たい
帰り道から光る刃が冷たい
子連れの訪れを 私はまだ知らない
犬小屋の割れる音悲鳴に 傾け 覗く

割れる窓に映る顔は 鼻歌を歌う興味不明
私、獲物 その理由は最後まで分からない運命

然れど疲れた 兄と別れた
姉と繋がる手 動かぬ絵


覗く
割れる窓に映る顔は 壁を見つめる生存不明
殺された その理由は最後まで分からない運命

羽根を広げて
然れど疲れた 兄と別れた
姉と繋がる手 動かぬ絵
×