だから

だからさよなら
汚れない言葉が
やけに心のざらざらになった
だけどさよなら
このまま溶けて
あり型のふたりじゃつまらないから
だからさよなら

噛み合わない断片ばかりの
そんなふたりが好きだった
ぶつかる愛 噛み合った
湯船の底を伝う幸せ

何かを探していたはずなのに
思い出せない
どんな夢を描いてたんだっけ
あなたの隣が心地よくて

だからさよなら
汚れない言葉が
やけに心のざらざらになった
だけどさよなら
このまま惚けて
あり型のふたりは似合わないから
だからさよなら

揺るがないよ 揺るがないよ
あなたの言葉が
歌えないよ いざ想うと
褪せたはずの色が 今
頬をつねる あの頃と同じやさしさで

だからさよなら
汚れない言葉は
今も心のざらざらに変わる
だけどさよなら
このまま惚けて
ありのままのふたりでいられたなら

あなたを忘れたいな
きっと忘れないな
わざと突き放したって
やさしい言葉しか出てこないけど
宛先が泳いだ
夕食の写真を消して
願っているの
×