幻獣燃ゆ

こんな愛でも続けばいいな
冷蔵庫も 洗濯機もないの
君がくれた夏は
それはもう 銃口だよ
ジ・エンドがスタート

言葉を捨てた けだものなりに
時空を超えて 愛を掴む
夜のあわれに研ぎ澄ましてる
野蛮なスマイル

ラジオからデヴィッド・ボウイ

星月夜に 二人乗りした
記録的豪雨の夏
幻なのかも
君が消えちゃうよ
指先から 身体 壊れてゆく

こんな愛でも続けばいいな
「意味なんてないほうがいい」と
君は云うけどそれは違うよ
僕には大事さ

横顔がミュシャみたい
綺麗で気持ち悪い

アルコールに星を浮かべ
ストローで掬った路上
人は脆かった
夜が怖かった
壊れながら愛してた
世界にひとつの 罪と罰
赤になってよ! トラフィック・ライト!
追いかけてしまった 青のまんまに
愚か者と 僕を笑って

星月夜に 二人乗りした
記録的豪雨の夏
幻なのかも
二人 消えちゃうよ
ならば らしく
散りましょう

幻獣燃ゆ
幻獣燃ゆ
がなる うねる 声をあげながら
初恋の野原で
香水 気化する
草の匂いがした
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