某日、あなたに会いに行く

あなたがいて、私がいて
目が合い、赤らめ、そっぽ向いた
何気ないさ、そういうのが
恋の始まりだって
そう思うの

「新しい店ができてさ、
気になってる。」って言ってみる
デートとは言わないけど
「来週、予定は空いてますか。」
鼓動が走る

「ついた」と送る指に
伝わる心拍数
素手を擦り合わせて
吐いた白い煙が春を堰き止めた

塗り直した唇の赤い想いも
わざと置いてきた手袋も
冬の魔法に願いを込めた私の
最大のメッセージ

私はあなたと冬を過ごして
なんでもないことで笑いあって
寒さのせいにして手を繋いで
このまま春だなんて
ねえ
言わないでよ

次で3度目の食事ね
花の名前教えよう
それを聞いたあなたに
言って欲しいことがあるんだよ
気づいてるの?

気まぐれな感情
消える前に
捕まえてさ
自分も正直になれたら幸せかな

「居たい」よりさ
「居ないと」でさ
あなたが居ない日々はなんだかさ
モノクロに見えるよ

塗り直した唇の赤い想いも
わざと置いてきた手袋も
冬の魔法に願いを込めた私の
最大のメッセージ

私はあなたと冬を過ごして
なんでもないことで笑いあって
寒さのせいにして手を繋いで
このまま春だなんて
ねえ
言わないで
でも言って
「好き」だけはさ
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