ローゼン

雨がさらう町はただ やけに綺麗でたよりなくなる
思い出したい歌もないし ここのどこにも色はなくなる

外の景色に指をさされ 通りすぎてくひとの流れ
濡れたまつげが風にふれる 作り笑いはもうやめてよ

見つめる度口づけて 愛を奏でたその唇から
さよならは云わないで
深い闇が音をたて現れてく

こんな日が
来るなんて
もう一度
抱きしめて

足音を背にして時は止まり にじみ始めた人の流れ
思い出したい歌もなく ここのどこにも色はない

2人寄り添いあった日々のかけら 散りばめられてゆく
あなたの好きだったバラの香りは 悲しみだけ残して

こんな日が
来るなんて
今はただ
バラの香りに包まれて
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