何光年?

(公団)

公団の陰に
わすれら
レタッチの効かない悲しみの群れ
雨が降り出す予感 色とりどりの傘で新たな色が満ちていく



とりとめのないこと思い出していた
君は疲れ果てた 少し寝てたみたいね

一人にも飽きて
最終回を待っているように
ただ数える

何光年? 君まで
悲しみの向こうまで
その目で祈っている

暗さに目が慣れるまで
光に目がやられるまで
暗さに目が慣れるまで
光に目がやられるまで
暗さに目が慣れるまで
光に目がやられるまで
暗さに目が慣れるまで
光に目がやられるまで

何光年?
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