白色矮星

瞳を閉じるとそこは君の宇宙全てを教えてよ
いつか救えなかったあなたを生きるの
やさしい言葉たちはどこにいるかな
冷たい頭のなか溶かして探そう
宇宙を泳ぐとそこは暗く重い温もりで溢れて
僕の寂しさだけが微かに光るの
欠けた地図の先はもう戻らないけど
続きの物語を描いてみるから
青い空さえ丸い月さえ過ぎ去った日々のものだよ
街の光に塗り替えられてしまうだろう
色も形も香りも意味も初めからないって知ってる
それでも君が生きた世界で夢をみる
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