恋歌つむぎ

万葉の時代には 恋人同士は
三十一文字の歌で 想いを伝え合った
いただいたお手紙の 手書きの文字から
胸の奥の愛しさ にじみ出てくるのでしょう

けれど今 メールの文字じゃ
みんなおんなじで
それぞれの色や形が 届かないのよ

時には ありのままの気持ちをあげたいから
今度は ケイタイを休んで 手紙 あなたに送ります
いつでも あなたからのお返事を待ってます
好きです 癖のあるのその文字 ずっと 恋歌つむいで

怒ったり ふくれたり 笑ったり 泣いたり
あたりまえの感情 閉じ込めていないかな?

そんな時 手書きの文字で
一言だけでも
ほんとうの自分の気持ち 書けたらいいね

誰もが ひとりきりじゃ 生きてはゆけないから
みんなで 助け合うココロを もっと 育てていかなくちゃ
誰もが ひとりひとり ちがうからいいんだよ
たがいを 認め合えなくなる そんな未来は さびしい!

時には ありのままの気持ちをあげたいから
今度は ケイタイを休んで 手紙 あなたに送ります
いつでも あなたからのお返事を待ってます
好きです 癖のあるのその文字 ずっと 恋歌つむいで
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