旅にでる

穴の温もりがまだ 今もここにある

曲がりくねった 道だけど
それでも何故か 弾んだ

長く動かぬ時間(とき)に 一人は退屈

途方もない思い込みが
決めつけのリアル 狂わせたから

今 旅に出るのさ
小さな足で ボクの速さで 震えたまま先へと
前だけ見てよう 許しはなくても
夢の向こうまで 僕らは行けるのさ
ずっと遠くへ もっと遠くへ ずっと遠くへ

雨鳴りを聴いてたら
眠っていたんだ

落ち葉に火を灯すけれど
どこか暖かすぎて

まだ微かな香り 近くにあって
探せば少し 滲んでしまったけれど
あの日はもうね 見つからないから
忘れたくない そんな今にしたくなった

今 旅に出るのさ
小さな足で ボクの速さで 震えたまま先へと
繰り返しでも 夜を超えてく
夢の向こうまで 僕らは行けるのさ
ずっと遠くへ もっと遠くへ ずっと遠くへ
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